【ScienceClass】内閣府・文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催イベントにてワークショップを開催

#190622

2019年6月8日(土)、内閣府・文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催「進路で人生どう変わる?理系で広がる私の未来2019」にて科学ワークショップを実施をさせていただきました。イベントの概要や実施内容について、ブログにまとめたいと思います。

■進路で人生どう変わる?理系で広がる私の未来2019

本イベントは、理系選択のその先にどんな未来があるのか、女子中高生とその保護者・教員の皆さんに「理系選択の未来」を知っていただくきっかけを提供することを目的として開催されたイベントです。

2017年に開催された同イベントにて講演の司会・進行を務めさせていただいたのですが、今年から女子中高生に向けたワークショップの企画が始まり、仲間とともにプログラムを出展させていただきました!!

・ワークショッププログラム

犬のおもちゃがどのような仕組みで動いているのか予想し、分解して中身を考察するワークショップを仲間と開催しました。

今回使用したおもちゃはとても複雑な動きをするのでモーターが4~5個入っていると予想する方が多かったのですが、モーターはたったの一つであとは歯車がかみ合って動いています。

※おもちゃの動き

※モーター1つとたくさんの歯車

また、「わんわんわん」という犬の鳴き声はスピーカーから出ていると予想する方が多かったのですが、モーターと歯車の動きが組み合わさって以下写真の袋の中の空気を押し出すと笛が鳴る仕組みとなっています。

※袋をつぶすと「わん」と音が鳴る

ご参加いただいた学生同士で”子供の時に履いていたサンダルも同じような原理で歩くたびに音が鳴るので楽しんでいた”というお話で盛り上がっていたり、”空気が入っている袋に穴を開けたら音が鳴らなくなってしまった、見て~!”と教えてくれたりして私自身も一緒になって楽しませていただきました。

■まとめ

機械がどのような仕組みで動いているのか実際に間近で見てみると、それぞれの多様な気づきポイントがあったことが分かり嬉しかったです。

分解しているものは同じでも個人個人の多様な経験に紐づく瞬間がそれぞれあって、その素敵な瞬間に立ち会えたことが私にとっても貴重な経験となりました。

貴重な機会をくださった内閣府の皆様、ワークショップにご協力いただいた皆様ありがとうございました!

五十嵐 美樹(Miki Igarashi)