【Report】カリフォルニア州にある子ども向け科学館MOXI

【Miki’s Talk#181129】

だんだん寒くなってきましたが、元気にお過ごしでしょうか?

私は寒さにとても弱いので、ぶるぶる震えているのですが…皆様も風邪をひかないようにあたたかくしてお過ごしください!

さて、今回もアメリカで体験したことをまとめたいと思います。

~サンタバーバラにあるこども向け科学館MOXI~

アメリカカリフォルニア州サンタバーバラにある、子ども向け科学館に訪問しました。

カリフォルニア州サンタバーバラは、山や海などがあり自然豊かな街です。

※サンタバーバラの海辺

 

今回お伺いした科学館MOXIも、写真の海辺から歩いて行ける距離にあります。

▼MOXI- The Wolf Museum of Exploration + Innovation-

公式サイト:http://www.moxi.org/

写真はMOXIの外観ですが、白を基調とした素敵な建物で街中に溶け込んでおり、これが科学館?と思うほどおしゃれな建物でした。

 

~いざ、展示ブースへ~

アメリカの3連休の初日、オープンと同時(朝10時頃)でもすでに多くの親子連れがいました。

全体をとおして展示内容の詳しい説明板がなく、とにかく触ってみて、”こういう風に動かせば、こういう変化が起きる”ということを自分自身で触れて考えていくという体験ができました。

■入り口におおきな丸い球体!
科学館に入ってまず目に飛び込んできたのは、丸い球体!地球儀ではなさそう…なんの展示だろう?と思って近づいてみると、

触っていくうちに、温度によって表示される色が変わるということがわかります。

木や金属、自分の手などをカメラの前に置くと丸い球体に温度に応じた色が表示されます。

子どもたちは、身近なスマートフォンなどを借りて温度を調べていました。たしかに、スマホの温度ってどのくらい?って気になります!

 

■導線をつないで、エンジニアの気分が味わえる!?
なにやらたくさんの穴と線がありますが…

線を同じ色同士のところに繋ぐと、文字に明かりが灯ります。

全部同じ色のところに間違えずに繋ぐことができると、「INNOVATE」という文字がカラフルに光ります。

間違えずに回路を組めた時に“すべて光る”というゴールをとおして試行錯誤することは、エンジニアとして働いていた時に感じた感動を思い出させてくれました。

 

■砂利道を静かに歩いても〇DB!音ってこんなに鳴るものなの?
こちらは、砂利道をいかに静かに歩けるか、考え体験するアクティビティです。

▼体験の様子

静かに歩いたつもりが、意外とジャリジャリと音が出てしまい、このあとゲームオーバーになりました…。

結果がDB(デシベル)単位で表示されるのですが、音が数値化されることで、日常でも私たちは意外と“音”を出していることに気付かされる体験になると思いました。

 

■ギターの弦をはじくと!?

おおきなギターの置物があり、弦をはじいてみると…

弦の動きが見られるようになりました。

弦のゆれる幅や波の数が異なることで音の大きさや高さに影響を与えることが、目に見える形になっており分かりやすかったです。

 

~最後に~

今回はほんの一部をご紹介しましたが、MOXIには他にも多様な展示が多くありました。

アクティビティをとおして、学ぶ原理は一緒でも展示方法に工夫があることでまた違った体験となることを身にしみて感じました。

皆様もサンタバーバラに行く機会がありましたら、ぜひ体験してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

五十嵐美樹(Miki Igarashi)